2007/10/23
現在の市場支配者は突然の変革に直面するのか、それとも非常にゆっくりした変化を見るのだろうか?
John Doerr、「電話会社をやっつけろ(そして世界を救おう)」と呼びかける
from TechCrunch Japanese by Erick Schonfeld
「Web 2.0」カンファレンスの最後のパネル・セッションで、Kleiner Perkinsのベンチャーキャピタリスト、John Doerrが非常に熱心に、なぜ電話キャリア(VerizonとAT&T)をやっつけなくてはいけないかを説明した。彼は現在そのため、 700MHzの周波数帯のオークションに関するルールづくりに強力に働きかけている。Doerrは46億ドルで入札する意向を示しているGoogleの社外取締役であり、オークション・ルールに大きな影響を与える関係会社であるFrontline Wirelessへの投資家でもある。Doerrはこの戦いの重要性を次のように説明した。
なぜならこれが最後のオークションだからだ。これがわれわれの生涯で最後(少なくともアメリカでは)のチャンスになる。放っておけば、2大企業による独占が続くことになる。このオークションにかかっているものは巨大だ。次代のインターネットがどのようにコントロールされるかが決まるのだ。
われわれは勝利できるだろうか? 分からない。いずれにせよ革命が起きれば勝者と敗者が生まれる。現在の市場支配者は突然の変革に直面するのか、それとも非常にゆっくりした変化を見るのだろうか?
Doerrはまた会場の起業家に現状変革のために行動を起こすよう説いた。
問題の広がりはとてつもないものだ。これはわれわれが現在直面している最大の問題だ。われわれは空気をひとつにしていかねばならない。数は少なくても献身的な起業家の世界を変える影響力を過小評価してはならない。私の経験ではこれこそが世界が持つ唯一のチャンスなのだ。
〔文化人類学者の〕マーガレット・ミードも同感だろうと思う。
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