2008/10/04

Google帝国依存vs漏れのHDD=現状ではクラウド有利JK





Richard M. Stallman曰く、「Gmailを使うのは愚かなことだ」
hayakawa
insiderman 曰く、

GNUプロジェクトの創始者であり、「ソフトウェアの自由」を強く主張しているRMSことRichard M. Stallman氏が、英Guardian紙の取材に対して「クラウドコンピューティングは誇大広告であり、罠(trap)だ」との発言を行い、話題になっている。Stallman氏によると、「クラウドコンピューティングはプロプライエタリな(自由でない)ソフトウェアやシステムがいままで繰り返してきたのと同様の、『より多くの人々を閉じ込めるための罠』」であり、「GoogleのGmailのようなWebベースのプログラムを使うことは、愚かというだけでは言い足りない」とまで述べている。また、「Webアプリケーションを利用すべきではない理由の一つは、それによりコントロールを失うからだ」とし、「これはプロプライエタリなソフトウェアを使うのと同じくらい悪いことだ。『コンピューティング』は自身のコンピュータで、自由が尊重されるプログラムを使って行うべきだ。もしプロプライエタリなソフトウェアや誰かのWebサーバーを使うと、ユーザーは自身を守れない」とも述べている。

一方、この発言を受けて海外ではさまざまな反応が見られている。たとえばArs Technicaの「ストールマンがクラウドコンピューティングをバカと呼んだが、彼は間違っている」という記事では、「Stallman氏が述べた、クラウドコンピューティングのネガティブな点は事実である」としながらも、「彼が主張する『自由なソフトウェアを自身のコンピュータで使うべき』というソリューションは短絡的で、直感的ではない」と反論。「オープンソースソフトウェアにより、プロプライエタリなソフトウェアによって制限されていた自由を取り戻せたのと同様、Webアプリケーションの世界でも同様のことが可能なはずだ」との考えが述べられている

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