2007/09/02
極妻=弁護士=大阪市助役=比丘尼 (サンスクリット:bhikSuNii) =しかしこの尼もヤクザだねー=でも刺青の尼ってエロイね
僧侶を目指す元大阪市助役の弁護士 大平光代さん
撮影・守屋由子
「命の大切さ伝えたい」
3年間学んだ中央仏教学院(京都)の通信教育の卒業試験に合格し、僧籍取得まで11日間の泊まり込み修行を残すだけとなった。「意外な転身? いえいえ」。自分の中では自然な流れなのだという。
発端は事件の弁護で出会った少年たち。人を傷つけたことを反省させたいと言葉を尽くしても、心に届かない。ならばと、自分の手をつねらせ「痛いやろ」と聞く。うなずくのに、「つねられたらほかの人も同じように痛いよ」と言うと、「人は痛くない」。
自身も中学時代に受けたいじめから自殺を図り、非行に走った。それでも人の痛みは分かっていたと思う。今は、周囲の大人にそれを教える力がないと感じた。子どもの中に自らを律する力を育ててやれないか。そう考えた時、「宗教なら」と思い至った。
同学院に入ることにした直後の2003年12月、大阪市長から「助役として教育改革を」と声がかかる。思いも寄らぬ依頼だったが、引き受けるのに迷いはなかった。「アプローチこそ違え、目的は同じ」。通信教育に切り替えて公務の合間に勉強を続けた。
この間、私生活は大きく変わった。05年10月に助役を辞任した後、結婚し、娘を授かった。育児に奮闘してますます、子どもへの思いが募るという。「生涯をかけて学び、命の大切さを伝えたい。それが、子どもたちの幸せにつながると信じています」。子育てが一段落するのを待って、修行に臨む。(大阪本社社会部 沢田泰子)
(2007年8月28日 読売新聞)
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