2007/08/05

活仏




化身ラマ(けしん らま)は、活仏(かつぶつ)とも呼ばれ、チベット仏教の教義上において、この世の衆生を教え導くために、化身として姿を現したとされるラマを指す。化身ラマは、すべての衆生が救い尽くされるまで、何度でも生まれ変わり、自らの涅槃の境地に戻ることがないとされる。チベットでは高僧たちを、化身ラマ(活仏)とみなして、その転生者を捜し出して、その童子に故人である前生者の遺品を選び取らせ、前世の記憶を確認する。
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