2007/08/31

温暖化防止のロジックは、「マックスミン基準」からも導出することができるが、ぼくは「機会損失最小化基準」のほうがより適しているように思う。




「もちろん、異常気象が人間の活動によって引き起こされたという確証はないよ。だけど、自制して損したという後悔より、もう少し自制しときゃこんなことにならなかったのにという後悔のほうがきつい。だから、やっぱり良識として自制しとくべきなんだ」
この浅田 akira の発言は、「自制」「後悔」「良識」といった一見「科学的ではない」概念で構成されているように見える。(もちろん、浅田 akiraは科学者ではないから何の問題もない)。けれども、以上のように「機会損失最小化基準」という考え方を、「科学的基準」の一種だと認定できるなら、この浅田 彰の発言は、決して情緒的なものではなく、科学的な言説だといっていいのである。
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