2007/11/03
グーグルは「ウェブ全体のSNS化」を目指す=maka maka=友達の友達はアルカイダ=友愛=でポッポ長男と次男はグーグルとフリーメイスンの手羽先なのか?アロハー
Julie Sloane 2007年11月01日
『TechCrunch』のErick Schoenfeld氏は10月30日(米国時間)、『Maka-Maka』に関するさらなる憶測と分析を掲載し、さらに31日には、Googleが『OpenSocial』と呼ばれるプラットフォームを発表するとスクープし、ブログ界に興奮をもたらした。
Maka-Maka(ハワイの言葉で「友達」を意味する)とは、米Google社が『Google Reader』『Gmail』『Google Calendar』といったアプリケーションをベースとするオープンなソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を構築する取り組みに与えた開発コード名、とされている。
一方、OpenSocialは、どのようなSNSでも稼働するアプリケーションを作成できるAPIのセットだという。現在この構想に参加している SNSはHi5、Plaxo、LinkedIn、OrkutNing、Salesforce、Friendsterなどで、SNS大手『Facebook』のプラットフォームが閉鎖的であることに対抗する意味合いがある。
Google社の個々のサービスはすでに、一般的なSNSの機能の多くを提供しており、膨大なソーシャル・データを蓄積している。
Schoenfeld氏によると、Google社のプラットフォーム用に作成されるアプリケーションは、他のSNSと連携する一方で、ユーザーが他のSNSに蓄積した自分のデータを、Google社のプラットフォームにインポートすることも可能になるだろうという(個人情報のプライバシー問題については「未知数」)。
Google社の社外秘ビデオ――9月に外部に漏れ、現在はネット上から削除されている――は、同社が既存のアプリケーション群をGoogle Readerを中心に統合して、Google Readerをニュースを追跡するための道具だけでなく、友人が何をしているかを知る手段にもするという計画を進めていることを示した(日本語版過去記事)。
それが実現するなら、すでにGoogle社のさまざまなサービスを利用している人は、気がつかないうちにMaka-Makaに組み込まれる可能性がある。
これには「民主的な」側面もある。SNSに登録したり、友達を集めたり、アプリケーションをインストールするといったことを敬遠していた層も、今後はSNSの輪の中に組み込まれてくる、という点だ。
既存のSNSでつながったユーザー層を基盤とし、新たなネットワークで全体をつなげる――賢いやり方だ。
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